home

女流棋士招致イベント
第6回 室田伊緒女流初段
平成21年5月10日(日)

第6回招致は室田伊緒女流初段にお願い致しました。室田女流は本当に何とも言えぬ雰囲気を持たれた方で、一緒にお話をしているととても幸せな気分になれます。会員の皆さんにもそんな幸せを味わって頂きたく、今回平塚へお越し頂く事になりました。


前夜歓迎会での室田女流、何とも言えぬオーラを発しておりました。
  指導対局前日の5月9日、この日NHKの囲碁将棋ジャーナルへの生出演を終えた室田女流はそのまますぐに平塚へ。交通手段は、何と渋谷から湘南新宿ライン。初めて平塚の地へ訪れる人とは思えないくらいNiceな選択です。
どちらかと言えば囲碁で有名なここ平塚、番組で一緒に出演された梅沢由香里さんから「何故平塚へ?」ととても興味深げに聞かれたそうです。
番組出演時そのままの衣装で平塚に到着された室田女流、その日は歓迎の意味を込め、役員のみで地元で馴染みの鮨屋へ招待させて頂きました。今月24日に20歳のお誕生日を迎える室田女流、最初は未成年の室田女流が当サークルのオヤジ達に囲まれ果たして最後まで話題がもつのかとても不安でしたが、全く気にする必要が無かった事が良く分かりました。実は常人離れした度胸の持ち主、ひとり紛れ込んだ十代の女性はオヤジ達の中でも全く違和感を感じさせず、悠然と構えておられました。やはりこれが厳しい女流棋士の世界で揉まれてきた方の持つエネルギーというものでしょうか、我々すっかり室田女流の雰囲気に呑まれてしまいました。室田女流の笑顔には周りの人達を幸せにする力があります。その笑顔を見ているだけで我々は安らぎを得る事が出来、嫌な事とかも忘れてしまいそうです。

今回の室田女流招致に当たり、実は室田女流とは10ヶ月も前からスケジュールの調整を行っておりました。そもそも名古屋にお住まいの室田女流、東京方面へ来られる機会も少ない上に都合がつかず、なかなか招致実現に至る事が出来ませんでした。
3月に入って室田女流よりご連絡頂き、ようやく念願の平塚招致が決定しました。
 
室田女流を囲んでの指導対局風景。


室田女流、本当に良い表情をされています。
  室田女流の将棋を指されているお姿、本当に華があります。遅れて訪れた会員達も初めて見る室田女流の存在感に驚いていた様です。
それにしても当サークルの実力者達が十代の若い女性の鋭い指し回しに苦しめられ、バッタバッタと斬り捨てられていく光景というのは何度見ても滑稽であり、弱者である私にとってはそんな光景を見る事がストレス発散となっております。室田女流、日頃私をいじめている会員達を大いに苦しめて差し上げて下さい。

指導対局後、成績発表を行いました。
この日の室田女流の成績は駒落ちも含め13勝2敗、立派な成績です。というより室田女流、指導対局前のご挨拶の時点で「どの位の成績にしたら良いですか?」と尋ねられ、大体いつも2つほど勝たせて頂いているとの話を聞いて「分かりました」と答えておられました。さしずめ2敗は計画通り、といった具合でしょうか?
今回当サークルトップ3の1人が、対女流プロ相手に人生で初黒星を喫したと驚いておりました。それも多面指しですから、室田女流、本当に強いです。すっかり感動させて頂きました。
 
成績発表。
頑張った会員には室田女流より色紙がプレゼントされました。


恒例の記念撮影です。
  この日室田女流に勝利した2名を含め、健闘した会員には室田女流より色紙が手渡されました。色紙は予めホテルで用意して頂きました。
表彰の間も室田女流は終始とろける様な笑顔でその場の空気を和ませて下さり、会員達は室田女流から色紙を手渡される度に何とも幸せそうな顔をしておりました。会員の中にはすっかり室田女流の笑顔と天才的な将棋の強さに心底惚れ込んでしまったオジさんも何名か居られた様です。今回の室田女流招致、会員達にとって大きな刺激になったのではないでしょうか・・・。

室田女流は本当に何とも言えぬキャラクターを持った方です。性格が変わっているとか個性が強いとかいうのではなく、とにかく室田女流の周りにはとても居心地の良い空気が流れています。それは室田女流が見た目のあどけなさとは裏腹にとても落ち着き払っていて、どんな事にも動じない、何があっても気にしないという安心感の様なものを感じてしまうかも知れません。現に歓迎会の席である会員からその場には不適切な発言がなされ周りの会員達に制止される一幕が有りましたが、後で室田女流にお詫びを入れた所あの程度の話題はああいう席ではどおって事有りませんよ、あの位で気にしていては駄目ですよと笑いながら、逆にこちら側が諭されてしまった程です。
前夜は室田女流にお鮨を御馳走させて頂きましたが、この日の歓迎会はウインナーソーセージやフライドポテトといったものばかりで、ちょっと失礼に当たるのではと気にしておりましたが、何と何と室田女流はウインナーソーセージやフライドポテトが大好きとの事、前日のお鮨については何のコメントも残さなかったのとは対照的にこの日は本当に幸せそうな表情をしながら美味しい、美味しいとそれらを食べておられました。いやぁ、こういう所が室田女流の持ち味であり、何ともほのぼのとしてしまいました。

 
室田女流、ウインナーソーセージが大好きとか。

室田女流を囲んでの懇親会、良い雰囲気です。
 
室田女流、大学では宮沢賢治を調べているとの事、女流棋士の仕事をこなしながらキャンパスライフをEnjoyされているというのが伝わって参りました。
会員達からはまた必ず室田女流を招致して欲しいとの声がとても多く、室田女流も次回再び平塚の地を訪れる事に乗り気だった様です。
Glayの大ファンという室田女流、実は歌もとてもお上手との噂、いつか必ず村田女流とのダブル招致・カラオケパーティーを実現させたいですね。
またのお越しを楽しみにしております。
この度は本当に有り難う御座いました。


このWebサイトに関するご意見、ご質問はshogi@shonan.town-web.netまでお願いします。
Copyright (C) 2011-2012 by Shonan Shogi Circle. All Rights Reserved.